東北大学

活動報告

茨城高等学校・中学校で出張講義を実施しました(1/24)

2026.02.05

1月24日(土)、茨城高等学校・中学校にて出張講義を実施しました。東北大学大学院工学研究科の佃 悠 准教授が講義を行い、工学研究科DEI推進プロジェクト/ALicE特任助教(研究)が、東北大学工学部および女子学生支援の取り組みについて紹介しました。当日は、中学3年生から高校2年生の女子生徒17名と教員が参加しました。

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講師:佃 悠 准教授(東北大学大学院工学研究科 都市・建築学専攻)
タイトル:「建築でこれからの社会をつくる―東北大学で学ぶ都市・建築学」
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東北大学における都市・建築学、また佃准教授が専門とする建築計画学の視点から、「これからの建築」を考える講義が行われました。建築は、人の命や財産を守ることを目的としていますが、その位置する場所の気候や手に入る材料といった地域性を反映し、また時代の文化を表象するものでもあります。「人の生」や人の集合によって生まれる「社会」自体が建築に色濃く現れます。建築を学び、仕事にするということは、これらを担う存在になるということでもあることを解説しました。

東北大学工学部および女子学生支援の紹介では、近年、東北大学の工学系分野において女性教員や女子学生が増えていること、またそれに伴い、女子学生への支援が充実してきていることが説明されました。さらに、進路選択においては、関心のある分野に対してどのような切り口でアプローチするかによって学部の選択が変わるということを、複数の分野を例に解説しました。

参加者は熱心に講義に耳を傾け、建築の学びから進路選択に至るまで、幅広いテーマについて多くの質問が寄せられました。

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<質疑応答>

Q.建築を仕事にするやりがいは何ですか?
A.身の回りの環境に目が向くようになることです。日常生活の中にもさまざまな発見があります。また、チームで建築に取り組み、完成したときの達成感は大きいです。

Q.イギリスに留学した際に、どのような発見がありましたか?
A.異なる社会制度のもとでは、建築のあり方や人々の建築に対する向き合い方が異なることを改めて実感しました。特にイギリスでは古い建物に価値が置かれており、住宅を改修して付加価値を高め、売却後により良い住まいへ住み替えるといった文化があります。

Q.なぜ工学の道に進もうと思ったのですか?
A.さまざまな進路を考える中で、「自分はものづくりが好きだ」と気づいたことがきっかけです。長い人生の中で、楽しみながら取り組めることを選んでほしいと思います。

Q.学際融合など工学部が一緒に研究する学部はありますか?
A.工学部ではさまざまな学部と協力して研究を行なっています。例えば、工学部と医学部が協力して研究を行う「医工学」という分野があります。東北大学には大学院に医工学研究科が設置されており、融合分野の研究を専門的に行うことができる環境があります。

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講義の模様は茨城高等学校・中学校のWebサイトでも紹介されています。

ご参加、ありがとうございました。

東北大学工学系女性研究者育成支援推進室 ALicE
東北大学工学系女性研究者育成支援推進室 ALicE

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