市立札幌開成中等教育学校で出張講義を実施しました(11/14)
2025.12.04

11月14日(金)に市立札幌開成中等教育学校で出張講義を行いました。東北大学大学院工学研究科の渡部 花奈子 助教が講義を行い、中学3年生 約30名が参加しました。
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講師: 東北大学大学院工学研究科 化学工学専攻 渡部 花奈子 助教
タイトル: 「化学」を使ったナノ粒子研究 ―苦手だった「化学」が仕事になるまで―
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講義では、東北大学工学部の紹介に続き、渡部助教が化学工学を選んだ理由、そして研究者としてナノ粒子の研究に取り組んでいることを紹介しました。
ナノ粒子の小ささや実例を、クイズを交えて紹介し、ナノ粒子が身の回りの化粧品や医療に活用されていることを説明しました。
最後に、化学工学専攻の先輩たちに聞いた「中高生の頃にやっておいたほうがよいこと」を紹介し、生徒たちにエールを送りました。

<生徒の感想>
- 今日はありがとうございました。工学、医療の両方に興味があったのでとても楽しかったです。今、志望大学の一つに東北大学が挙がっていたので、大学についても知れてよかったです。一番面白く、楽しく聞けた講義でした。
- 今回の講演を通して、ナノ粒子のすごさや化学の楽しさを沢山知ることができました。東北大学で行えることやどんな実験をしているのかすごくわくわくすることがいっぱいでした。進路にも活かせる知識を身につけることができてよかったです。
- 将来、理系に進みたいと考えているのですが、数学が本当に苦手です。しかし、本日の講演を通して、苦手な科目にチャレンジし、自分のやりたいことに向けて自分で切り開いていけるよう、頑張りたいと思いました!
- 化学に苦手意識をもっていましたが、楽しい講義で化学の面白さに興味を持つことができました。専門的な話でしたが続きが気になりました。まずは、電子顕微鏡で髪の毛を見てみたいです。自分のやりたいことを大切にして、「楽しい」と思える分野でがんばりたいです。
ご参加いただき、ありがとうございました。







