横浜女学院高等学校の生徒を対象に講演会および研究室見学会を行いました(9月26日)
2024.10.18
9月26日(木)に横浜女学院高校1年生40名と教員3名、関係者の合計47名が東北大学を訪問しました。ALicEでは女性教員による講演と研究室見学を実施しました。
プログラム:
午前の部(講演)
・工学研究科 都市・建築学専攻 佃 悠 准教授
・ALicE室長/医工学研究科・工学研究科 田中 真美 教授
午後の部(研究紹介)
・都市・建築学専攻 研究室見学(佃 悠 准教授)
・土木工学専攻 研究紹介(東北大学災害科学国際研究所 野村 怜佳 助教・内田 典子 助教)
午前中の講演の部では、工学研究科 都市・建築学専攻の佃 悠 准教授より、「建築でこれからの社会をつくる -東北大学で学ぶ都市・建築学-」というタイトルで講演を行いました。
世界では女性建築士が数多く活躍していること、建築学は学際的な学問であること、また東北大学の建築では幅広く学べることなどが紹介されました。
続いて、ALicE室長の田中 真美 教授から「東北大学のダイバーシティ推進:皆が輝ける大学を目指して」というタイトルで講演を行いました。東北大学は日本で最初の女子大生が誕生した大学であり、工学部に入学する女子学生が増加していること、また工学系女性研究者育成支援推進室による工学系女子学生・女性教員の支援について紹介がありました。
質疑応答では、佃 准教授へは建築家として惹かれる建物について、田中 教授には所属する機械知能・航空工学科の研究内容に関する質問がありました。
講演後には、複数の生徒が個別に質問している姿が見られました。
午後は、都市・建築学専攻の研究室見学と、土木工学専攻の研究紹介を行いました。
・都市・建築学専攻の研究室見学(佃 悠 准教授)
佃 准教授 引率の元、都市・建築学専攻の建物や内部の製図室を見学しました。建物の外では、免震構造の説明などがありました。
・土木工学専攻の研究紹介(東北大学災害科学国際研究所 野村 怜佳 助教・内田 典子 助教)
野村 助教は土砂災害や津波など災害シミュレーションの研究について、内田 助教は環境に含まれているDNAから生物多様性を推定する研究について紹介を行いました。また、所属する東北大学災害科学国際研究所や工学研究科土木工学専攻について、また、ここまで進路をどのように選択してきたかについても話がありました。
質疑応答では、高校時代の勉強の仕方や、緑に囲まれた東北大学で見られる生物などについても質問がありました。
ご参加・ご対応いただきました皆様、ありがとうございました。
当日の詳細の様子はこちらよりご覧いただけます。
なお、東北大学工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)では、出張講義や研究室見学について随時ご相談を受け付けております。お問合せはフォームから受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。