東北大学

活動報告

山脇学園高等学校(東京都)にて出張講義を行いました(7/8)

2024.07.18

7月8日(月)に山脇学園高等学校(東京都)にて出張講義を行いました。東北大学大学院 情報科学研究科の西 羽美 准教授が講義を行い、サイエンスクラスの高校1年生約40名が参加しました。

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西 羽美 准教授(東北大学大学院 情報科学研究科)
「ChatGPTでヒトゲノムを科学する?―AIとバイオインフォマティクスが創る未来」
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講義では、東北大学工学部の紹介後、ヒトの遺伝子情報(ゲノム)解析分野におけるAIの急速な発展と、創薬や個別化医療などの分野で今後の生成AIが果たせる可能性について解説しました。
また、自身の進路選択や、研究者としてのキャリア形成についても紹介しました。

遺伝子情報やChatGPTなどのAIについて、また大学教員のキャリア、西 准教授が過ごしたアメリカでの生活についての質問もあり、活発な意見交換が行われました。

<参加者からの感想>

  • 東北大学について、学生の3分の1が工学部生であると聞いて驚きました。理学部は発見、工学部は発明というのがわかりやすかったです。自分は理学部に進むのかなと感じていたのですが、工学部も楽しそうだなと感じました。
  • 東北大学では寮や、女子向けの支援がとても良いなと思い、工学部についてもよく知ることができてよかったです。DNAについての話もとても興味深く、今まであまりDNAに興味がなかったが今回の講義を受けて、講義後にもDNAについて気になったことを調べ、新たな知りたいことを見つけることができました。
  • 工学といっても最初は情報や建築だけのことと思っていたけれど、実際はいろいろな種類があることがわかりました。情報と生物学を融合した分野はあまり聞いたことがなかったので、とても面白かったです。遺伝子のことはまだあまりやっていなかったので、少し難しかったですが、楽しかったです。
  • 今まで知る機会がなかった工学部について、ほかの学部との違いも含めて知ることができました。
  • ヒトゲノムについて、今までは遺伝子が人の特徴を決定していることは知っていましたが、それがどのような仕組みなのかまで知ることができました。AIの仕組みについて、身近にあるようなものでも、その仕組みを知ると改めてその機能がどのように構成されているのかを深く知ることができ、有意義な時間となりました。
  • 初めて聞く話ばかりで最初のほうは何がなんだかわからなかったですが、説明を聞いていくうちに少し理解できて、少しずつ興味を持てました。改めて理科系の分野の視野が広がり、内容は難しいですが興味を持てました。最近AIについてもよく聞くので、よりどんなことができるかも知ることができました。

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。

東北大学工学系女性研究者育成支援推進室 ALicE
東北大学工学系女性研究者育成支援推進室 ALicE

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