12月13日（水）に、東京都の山脇学園高等学校にて出張講義を行いました。理系志望の高校1年生約100名が参加しました。

まず、東北大学工学系女性研究者育成支援推進室（ALicE）より東北大学と工学部の紹介を行い、続いて東北大学大学院工学研究科の 志田原 美保 准教授より、「『放射線×医工学』 ～工学部での講義～」というタイトルで、模擬講義を行いました。

講義では、X線の発見から始まる放射線医学の歴史と技術を紹介しました。放射線の医学利用に関するクイズには、生徒だけでなく教員も参加し、盛り上がりを見せました。普段は学部3年生を対象に行っている授業をかみ砕いた内容で、高校生には難しい部分もありましたが、放射線利用の歴史や医療に果たす工学の役割を知る機会となったようです。

また質疑応答では、学科の選び方や就職などについて質問があり、東北大学や工学系への関心の高さが伺えました。

参加者の皆様、ご準備いただいた先生方、ありがとうございました。