群馬県立前橋女子高等学校にて北川尚美教授がオンライン出張講義を行いました(10/22)
2021.11.15
10月22日(金)、群馬県立前橋女子高等学校にて「スペシャリストガイダンス」(11分野の大学教員による模擬講義)が行われ、工学分野として本学の北川尚美教授(工学研究科化学・バイオ系)が講義を行いました。
高校2年生の女子生徒が約60名参加しました。
[感想]
○化学と食品関係は結びつきがあるとは知っていたけれど、油を例に結合の数の違いで特性が異なると聞いて、ますます化学に興味を持ちました。「価値の低いものからさまざまなプロセスを経て価値の高い物を作る」ということが化学だと聞いて、人の役に立つ化学を深く勉強したいと思いました。
○商品ではなく原料に着目することで、余すところなく物質を利用でき、無駄がなくなり、循環型社会の実現ができるようになったらいいなと思います。
○1つの材料をできるだけ余すことなく使おうとする考えもすごいと思いましたし、どう利用するか、方法を考えるだけではなく、工業化のための機械の構造や設計まで考えているということが面白そうでした。
○工学部は、原理や法則をどのように人々の生活に生かすかを考える学問だということをより強く実感した講義でした。
○私は今まで理学部や理工学部、農学部のどれかに進学したいと考えていましたが、今回、この講義に出席して「私のやりたいことは工学かも!」と思いました。
○先生が最後に紹介されていた”やってみよう考えよう”の精神がすごく心に響きました。
○普段の勉強はテストや受験をゴールとした、そこを突破する道具のように感じられるけれど、それらの先にはよりよい社会の創生、社会問題の解決といった、大きな目標があるのだなと感じられました。