山形県立米沢興譲館高等学校にて「Diversity-KOJO講座」が開催されました(11/26 オンライン)
2020.12.07
11月26日(木)に、山形県立米沢興譲館高等学校にて「Diversity-KOJO講座」(オンライン)が開催され、理数探究科2年生が参加しました。山形県立米沢興譲館高等学校では、毎年理系女子を主対象とした科学系の講演会や座談会を行っています。 ここ数年は女子生徒に限定せず、Diversity講座という名目で男子生徒も交えて幅広い観点から研究に携われるような感性を磨いていこうという試みで取り組んでいます。本イベントはその一環として行われました。
第一部として、東北大学大学院医工学研究科(兼)工学研究科の田中 真美 教授による講義「触覚を科学する〜メカニズムの解明とセンサの開発について〜」が行われ、触覚を機器を用いて測定する技術の開発と、実際の医療への応用についてお話がありました。
続いて、田中・奥山研究室の奥山 武志 准教授より研究室案内がありました。研究室の実際の様子や研究で使用している機器について大学院生が一つ一つ丁寧に解説を行いました。
研究室案内の後、東北大学工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)より、東北大学工学部と女子学生支援について紹介しました。
第二部では、女子生徒との座談会「働く女性のキャリアパス」が行われました。生徒による司会進行のもと、「どのような学生時代を過ごされていましたか?」、「なぜ、その分野を目指しましたか?」、「研究で行き詰まった際の乗り越え方」など多くの質問が寄せられ、教員や医工学研究科の女子大学院生が回答し、和やかな雰囲気のなか実施されました。