仙台白百合学園中学校にてオンライン出張講義を行いました(12/11)
2020.12.22
12月11日(金)に、仙台白百合学園中学校にて「進路合同学活」の一環として、東北大学オンライン出張講義が行われました。中学2年生の女子生徒63名が参加し、活発な意見交換が行われました。
冒頭では、東北大学 工学教育院の須藤 祐子 准教授による講義「工学って何かしら?」が行われ、地下資源の利用や自然に学ぶものづくりについて講演を行いました。噴火のメカニズムを解明するための「雲仙火道掘削プロジェクト」や循環型社会の研究についての紹介もありました。
続いて、大学院生の山口 実奈さん(工学研究科 博士後期課程1年)より、「大学生活について」紹介がありました。前半で大学生活や履修についての説明を行い、後半では、自身で撮影した動画をもとに実際の研究室の様子や使用している機器について一つ一つ解説を行いました。
最後に、東北大学工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)より、東北大学工学部と女子学生支援について紹介しました。
参加者より、
●「工学は遠い存在だと思っていましたが、とても身近なところで私たちの生活を支えてくれていることが分かりました。これからも工学に触れるきかいがあったら今度はもっと掘り下げてみたいです。」
●「工学部は私達には分からないような難しいことを研究しているのだと思っていましたが、オナモミやアリの巣からインスピレーションを受けて研究しているのだと知って、とても興味が湧きました。」
●「漠然としていた工学がしっかりとイメージできるようになりました。研究室というものが全くわからなかったのですが講義のおかげでこういう進路もいいかなと進路の幅が広がりました。」
●「今回の講義で大学生活はこんなことをするんだとが改めてわかった機会だったと思います。」
などの感想が寄せられました。