桜蔭高等学校にて出張講義を行いました(2/25)
2020.03.16
2月25日(火)に、桜蔭高等学校にて出張講義「バイオな電池」を実施しました。東北大学大学院医工学研究科の西澤 松彦先生による講義の後、ALicEより東北大学工学部と女子学生支援について紹介しました。
本講義は桜蔭学園生徒会によって実施されました。
[参加者の声]
〇私は将来、生物の仕組みについて学んで環境に優しい製品を生み出してみたいと思っているのですが、工学の視点からの先生のお話を伺って、大学では工学を極めるのも面白そうだと、視野が広がりました。
○進路を考える時に、ハードなものは工学、ソフトなものは生物と分けて考えてしまいがちでしたが、この講演を伺って分野の垣根を超える研究もあると分かり興味をもちました。
〇講義冒頭の、「こんにゃく電極」が強く印象に残っています。まるで生きているかのように繊維にフィットして巻き付いていく様子は面白く、また、その刺激によって筋肉を鍛え誤嚥対策になるという応用力の高さに驚きました。
〇生体というと、身体の中の臓器や物質など医療的な側面が主だと考えていましたが、生体に調和するような製品を作るという点で工学の面からも身体の健康・治療に非常に大きな意味があると知って、大学などで学びたい選択肢の幅が広がりました。
○私は皮膚医療について薬学部で研究をしたいと考えていたのですが、先生の講演を伺って『バイオな電池』のように皮膚工学の面からも治療・研究することは可能だと知り、私も将来、生物学だけでなく物理・数学もしっかり学び、多角的な視点を持って自分の研究を進めていきたいと思いました。これからの皮膚の活躍の可能性についても教えていただき、増々頑張ろうと思えました。