恵泉女学園高等学校にてオンライン出張講義を行いました(9/24)
2021.10.22
令和3年9月24日(金)に、恵泉女学園高等学校にて、東北大学工学系オンライン出張講義を行いました。高校1〜3年生の女子生徒が14名参加し、中川大輔先生(恵泉女学園高等学校)の司会進行のもと活発な意見交換が行われました。
冒頭では、東北大学大学院工学研究科 都市・建築学専攻の 佃悠 准教授により、「東北大学で学ぶ建築」、「建築計画学における実戦と計画」についての講義が行われました。佃准教授が関わってきた被災地の復興とまちづくりについて紹介しました。
「高校時代の過ごし方は、さまざまなものに触れ、興味や感性を磨くことが大事」とメッセージを送りました。
続いて、恵泉女学園高等学校の卒業生で、現在、東北大学工学部2年生の中山 恵美子さん(建築・社会環境工学科)がキャンパスライフ紹介を行い、後輩へエールを送りました。
最後に、東北大学工学系女性研究者育成支援推進室(ALicE)より、東北大学工学部と女子学生支援について紹介を行いました。
質疑では、
「入ってから伸びる大学というのはなぜ?」という質問に対して、
教員の視点からは「東北大学の学生は熱心にコツコツタイプが多く、さらに、教員も熱心で、どうやったら学生の資質を伸ばして社会に役立てるかを考えており、新しいコンテンツも積極的に取り入れている。街に近いながらも自然豊かな環境なので、勉強や研究に集中できるというのも大きい。」(佃 准教授)、学生の視点からは「周りの学生が真面目で、勉強するのが当たり前の環境がある。自然が多く良いリフレッシュができる環境がある」(中山さん)、ALicEからは「学べる選択肢が多いため」(渡邊 特任助教)など、さまざまな視点からの回答がありました。